日曜日。はるうららーな暖かい日。
「こんなに薄着で動けるなんて、春だねー」なんて言いながら、
朝一で海に向かう。
風もないけど、波もないらしいよ。
なんてガックリした事言うんですかっ!コーチったら!
でも、午後から風吹くらしいからさ、もしかすると、風波でノレルカモネ。
うーし、そうこなくちゃ!
今日は、余りにもうねりが入ってこない状況らしいので、
いつもよりも波の大きな場所ではいってみようかー!と、
気合を入れる。
まずチェックしたのは一ノ宮。
いつもなら、「波でかっ!沖に出れるわけなかろうもん!」で、
終わる私ですが、今日はなんとも乗りやすそうな良い波♪
「おー、いい波だねー」
し、しかし、ものすごい人!
まるで蟻の行列のように、波が割れる所に黒いウェットをきたサーファーの群れが・・・。
「いい波だけど、これじゃぁ、私、立てたとしても、人ひき殺しちゃうよ」
じゃー、いつもの所、行きますかー?
と、行ってみるが、なんだかものすごい風がぴゅーぴゅー吹いてきて、
もう波がたってるのか、どーなってるのか判らん状態(笑)
どうやら、今日の御宿は、ウィンドサーフィン祭。
普段は見ることも無いウィンドサーファーがぞろぞろ居ますよ!!(ノ゜ο゜)ノ
祭りですよ、祭りー!
じゃー隣見に行こうか?
と、部原まで足を運ぶ。("へばら”と発音するんですって。ぶふっ)

決して良い波ではないし、大風吹いてるけど、入ってる人は約10名。
一ノ宮とどっちが良い?って聞かれ、人の少ない部原を選択!
しかしながら、大風吹いてるせいで、ものすごい流れ。
あっという間に風下のほうに流されちゃうので、
せっかくパドリングして出た沖では波が割れてないというなさけなーい状況。
それでも、今回初めて50m程のロングライド(しかし、浜に真っ直ぐ!)を決めた私。
もう、余りの嬉しさに、沖にパドルするのもふわふわで、流されてばかり(笑)
そんな流されまくったあげくに、流れ着いた場所で出会ったのが小学生の男の子。
「こんにちは!一人で入ってるんですか?僕はあそこに居るパパときたんだ」
一人もくもくとスープで練習している男の子がそんな風に声をかけてきました。
「去年の夏に始めたから、まだ大人の居る場所に行っちゃいけないって
パパに言われてるんだよねー」
おやおや、私と同じ時期にはじめたんだねー。
「ねーねー、ボードに座るの(波待ち)ってどうやるの?教えてー」
と、色々と話をしてくる彼。
どうやら歳を聞くと、小学校5年生だとか。
「ママはやらないの?」って聞くと、
「ママはね、僕が始める時に一緒にやれよってパパに言われてたけど、
『そんな歳じゃない』
って言ってやらないんだよねー」
「へー、ママって歳いくつなの?」
「さんじゅう○さい」
あ・・あれれー。
それって私と同い年じゃなかですかっ!
って事は、私、息子でもおかしくない子に、海で話しかけられてますか?(笑)
そんな、息子サーファーと話していると、
余りの風の強さに、彼のパパがあがってきて、
「すいません、相手してもらってー。」と頭を下げられる。
「じゃぁねー!また逢おうねー!」って息子サーファー。
おまえも、がんばれよー!ママも息子に負けないよう、がんばるからなー!
そろそろお腹がすいてきたので、お昼ご飯の竹の子おむすびをほうばりつつ、
コーチに電話を入れる。
「どうー?余りの風の強さに、みーんな海あがっちゃって、今、私を入れて3人しか入ってないよー」
と、報告すると、
「こっちも駄目!一ノ宮に動いて2ラウンド目やるか?」とのご提案。
そこから突風の中着替えをすまして、車でコーチをピックアップ、一ノ宮へと向かいます。
一ノ宮に到着すると、波は朝よりも落ちちゃってるし、風もぴゅーぴゅー吹いてるけど、
なんとかオフショアな風だから、まだまだいけそう。
人も朝に比べると、相当減ってる。
「はいるか?」
うーーーーん。
私が何に躊躇しているかというと、さっき脱いだ濡れたままの冷たいウェットを着るのが・・・。
でも、今日は1時間半位しか入ってないし、こんなんじゃ、
留守番してるぜんぶさんにも申し訳ないってもんよっ!
と、気持ちを奮い立たせてウェットに手を通す。
うぎゃーーーーつめたーい!
ひーーーーーーーーー
しかし、全て上まで着てしまえば、なんとか・・・・・。
ウェットさえ着ちゃえば、こっちのもんだ!
と、一ノ宮の海へゴー!!
一ノ宮は、千葉でも波が大きい場所で、クローズアウトしている事も多々ある場所。
普段は入れない事も多いんだから、この波がちっちゃい今がチャンス!!
波もパワーはあるし、風はあるけど、オフショアだし。
波もなかなか良い所で割れてくれるし、私のようなへっぽこサーファーでも
突っこんで行ける位の小波でたいへんスバラシイ!
VIVA!「小波の」一ノ宮!と、大声で叫びたいほど一ノ宮ファンになりかけてましたが、
いやー、ひとつだけ、この海には欠点があるとです。
それは・・・・・
水温が低い って事。
普段やってる御宿などよりも、2度位低いらしい。
そして、この日は強風が吹いてるという状況。
私のウェットはジャージ素材なので、風が吹くと熱を奪われやすいんだそうな。
数本波に乗って、ちょっとご満悦な気分にはなったものの、
もう、余りの寒さに歯はガチガチなってるし、
手の指先はしびれてきている。
パドリングもままならない状態になり、ふと釣りをしているコーチの方をみると、
かえってきてる!!┌(。Д。)┐
こりゃーいいぞ!と、いそいそと海からあがり、
コーチに話しかけると、
「なに上がって来てんだよ、まだいいよー、もっと入っておいでー」
「いやいや、寒いんだよーもう」
「何言ってんだよ。行っておいでよ。」
いやー、鬼コーチが極上の鬼に見えましたよ。
しぶしぶ海に戻るも、やっぱり寒さのせいで、身動きが取れない。
1時間弱海に浸かって、相当冷えてから、ギブアップ!
戻ってきたコーチに、「さぶい・・・」と告げると、
「え?あの寒いって言ってたの、冗談じゃなかったの?」と。(笑)
いやー、普段余りにも「寒くない宣言」しまくっていたからねぇ、
私が「寒い」というのは冗談にしか聞こえなかったんだそうです。
なんだか、狼少年の気分だよ。
初めての冬の2ラウンド。
あんなに着替えるので身体が冷えるとは知らなんだ。
あんなに春ぽい陽気なのに、海の水が極寒とは知らなんだ。
あんなに風が体温を奪うってのも知らなんだ。
色々勉強になるなぁ・・・。